お知らせ
ウイグルについて柳井さんのメッセージ発信に期待します
2021.4.22
4月1日のブログでユニクロやGUを展開するファーストリテイリングの柳井さんの事を書きました。そのブログ直後に行われたファーストリテイリングの2020年9月〜21年2月期決算会見の場で、柳井正会長兼社長は記者からの質問に以下のようにお答えになられました。
中国の新疆綿をめぐり、ウイグル人の強制労働問題や、それに対するグローバルSPA各社の対応が世界中で報道されている。「われわれは全ての工場、全ての綿花（の労働・生産環境）を監視している。（もしも強制労働などの）問題があれば取引は停止している。これは人権問題というよりも政治問題であり、われわれは常に政治的に中立だ。政治問題にはノーコメント」
と発言されました。
一方では、今年1月の日経ビジネスの取材で以下のようにお話されていました。
僕は、人間の英知は古今東西変わりがないと思っていて、その集約したものが真善美(しんぜんび)だと思っているんです。真とは正しいこと。経営は特に、道理も感情も全部筋が通っていないといけない。一般に通用する正しい考え方で経営しないといけないということです。企業理念の中にも「正しさへのこだわり」を入れている。それは長期的にお客様の生活が良くなるということです。「正しい経営」とは、ごまかしをしないということですね。企業経営者など、多くの人がごまかしてその場限りの姿勢でしょう。当面のごまかしで逃げられると思っている。
現時点ではウイグルについては沈黙されていますが、現実との乖離により信用を失い、株価や売上に影響が生じる可能性があります。グローバル企業によるグローバルの経営は外的要因が多すぎて私では想像できないくらい難しいことだと思います。
柳井さんには何らかのメッセージを発してくださることを期待しています。
中国の新疆綿をめぐり、ウイグル人の強制労働問題や、それに対するグローバルSPA各社の対応が世界中で報道されている。「われわれは全ての工場、全ての綿花（の労働・生産環境）を監視している。（もしも強制労働などの）問題があれば取引は停止している。これは人権問題というよりも政治問題であり、われわれは常に政治的に中立だ。政治問題にはノーコメント」
と発言されました。
一方では、今年1月の日経ビジネスの取材で以下のようにお話されていました。
僕は、人間の英知は古今東西変わりがないと思っていて、その集約したものが真善美(しんぜんび)だと思っているんです。真とは正しいこと。経営は特に、道理も感情も全部筋が通っていないといけない。一般に通用する正しい考え方で経営しないといけないということです。企業理念の中にも「正しさへのこだわり」を入れている。それは長期的にお客様の生活が良くなるということです。「正しい経営」とは、ごまかしをしないということですね。企業経営者など、多くの人がごまかしてその場限りの姿勢でしょう。当面のごまかしで逃げられると思っている。
現時点ではウイグルについては沈黙されていますが、現実との乖離により信用を失い、株価や売上に影響が生じる可能性があります。グローバル企業によるグローバルの経営は外的要因が多すぎて私では想像できないくらい難しいことだと思います。
柳井さんには何らかのメッセージを発してくださることを期待しています。
